これからの「お金」の話をしよう

(旧 システムトレードのススメ)

投資で資産10億つくるための戦略を立案する 

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9月22日に運用資産1億を達成しました。

 

先に断っておきますが、私達は世に存在する数々の億り人のように、数十万円の自己資金を投資の力のみで利殖して1億を達成したわけではありません。

 

私がサラリーマン時代に貯めた貯金と、相方であるhohetoが起業して得た利益、さらに調達してきたお金を使って運用資産5000万円で株式投資をスタートしました。

 

その後、株式投資による獲得利益と繰り返し行った増資により、運用資産1億を達成したのです。

 

次の目標は「運用資産10億の達成」となります。

 

なお資産10億というのは単なる目標値であることに留意してください。

お金というものは、あくまでも目的ではなく手段と言われます。

「10億の資産で何をするか」が重要だという意見もあるでしょう。

 

ここで私達の目的をハッキリさせておきます。

私達の目的は「10億稼ぐことを達成するその過程を楽しむこと」なのです。

 

 

1.持論

 

まず、私の持論について説明しておきます。

 

成功するのに運が必要だと言う人がいます。私の相方もそう言ってます。

 

ただ私の考え方は少し解釈の仕方が違っています。

私の持論は「正しい戦略を組めば運によらず必ず成功する」というものです。

 

運の要素は目標の達成時期がいつになるかということだけです。

運が良ければ早くに実現しますし、運が悪ければ時間が掛かるというだけのことです。

 

場合によっては生きている間には実現しないかもしれません。

そういう意味で「運が必要」ということは間違っていないと思います。

 

 

2.アプローチ

 

では運用資産10億を達成するための道筋をシミュレートしてみます。

 

(1)利回り20%の場合

 

この場合、14年目にして10億を達成できます。

20%の利回りを14年継続するというのは、バフェットやボルトンの所業です。

 

バフェットは37年間の平均利回りが23%、ボルトンは26年間の平均利回りが20%です。

 

しかし、これでは時間が掛かりすぎてしまいます。

私達はそこまで気長ではありません。

 

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(2)利回り50%の場合

 

この場合、7年目にして10億を達成できます。

50%の利回りを7年継続するというのは、瞬間風速的にバフェットをも凌駕するようなカリスマトレーダーの所業です。

 

例えばスチュアート・ウォールトンは1991年から1998年の8年間の平均利回りはなんと115%にもなります(マーケットの魔術師 株式編より)。

 

しかし、これらのカリスマトレーダーが活躍したのはマーケットがまだまだ非効率であった1990年代が多く、少し参考にしづらいところがあります。

 

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(3)利回り1000%の場合 

 

それならば、いっそ思い切って次の資産曲線はどうでしょう?

1年で1億を10億へ、つまり利回り1000%です。

これであれば2年目で10億を達成できます。

 

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「何をバカげたことを(笑)」とおっしゃるかもしれません。

しかし、我々はこのような資産を達成した方を2人ほど知っているはずです。

そう、BNF氏とCis氏です

 

参考までに、両氏の資産を以下に記載しておきます。

上記のグラフと近くなるよう、スタート地点は私のほうで調整しました。

 

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私達の目指すべき資産曲線は、このような形状です。

どうにかしてこの資産曲線と同じような形状を達成できないか、そのことだけに注力していきます

 

ここで、投資対象はやはり日本株式でよいことになります。

「成功者の後を追う」というのも立派な戦略であり、近道なのです。

 

 

3.自己分析

 

「BNF氏の後を追う」

 

一言で言ってしまえば簡単ですが、「そんなの無理だろう?」と突っ込みが入るかもしれません。

 

さらに具体化するために、自らの強みの分析を行います。

以下、ざっと列挙します。

 

何よりも私達は2人組みである。これにより2倍達成しやすいというわけではないが、かなり有利になるはずである。

 

・しかも私達は起業家と投資家のコンビである。この分散効果は計り知れない(増資という裏技が使える)

 

株式市場を分析する環境が出来上がっている。

 

・「現在の運用戦略」を構築する過程において、投資で利益を得るための統計学、機械学習の使い所や勘所を把握できている。

 

・「現在の運用戦略 」を構築する過程において、一般には知られていない市場特性などを把握できている。

 

(市場の面から)

・2000年代と比較すると、情報のソースが多様化・大容量化している。これは市場の効率化をもたらすという一面もあるが、扱い方によっては差別化要素にもなりうる。

 

・2000年代と比較して規制が緩くなっている。特に信用取引は無限回転できるようになっており、資金効率を圧倒的に高くできる。

 

・2000年代と比較すると、手数料が安くなっているはずである。

 

ほら、全く無謀とは言えなくなってきたのではないでしょうか。

 

 

4.さらに具体的な戦略(戦術)を考える

 

ここまで説明した中で、私なりにどのような戦略(戦術)を用いていくか、コンセプトが出来上がっています。

 

しかし、その実現性についての検証はまだまだこれからであり、手探りの状態です。

 

また、当然ながらリスクを取った投資戦略となるため、原資となる1億は余剰資金であることが望ましいのです。

 

従って、直近1年の目標を次のように掲げました。

 

 

目標1.「現在運用している戦略」で運用資金1億を2億まで増やし、余剰資金1億を確保する。

 

つまり、これを達成した後は、2億のうち1億が定常運用、残り1億が10億を早期実現するためのリスク運用となります。

 

この目標は、バックテストの検証により十分実現性のある目標です。

 

 

目標2.1年掛けて現在考えているコンセプトをブラッシュアップし、10億を達成するための戦略(戦術)の実現性の目処付けを完了する。

 

こちらの目標は既に手掛け始めています。

直近でアップした「【書評】市場心理とトレード」や「ツイッターファンド」の記事は、このコンセプトの一端を担うためのベンチマーク調査の一環となっています。

 

 

運用の進捗はこれまで通り逐一報告していきます。

またコンセプトについても、検証結果などをコラムとして掲載していく予定ですのでお楽しみに。